患者の声

30代女性 慢性B型肝炎

「この病気がなければ、違う生活もあったのに・・・」と自分がもっている病気にばかり目がむいていましたが、外見からは健康にみえても、様々な病気をもって生活している人が多くいることを知り、外側に目がむくようになりました。また、同じ悩みを異なる病気の人がもっていることを知れたこと、健康な人や様々な年代の人と問題を分かち合えたのは貴重な体験でした。また、何となく一日を過ごしてしまうことも少なくありませんでしたが、「アクションプラン」という方法を6週にわたり実践したことで、日々の小さな目標をつみあげて、前向きな気持ちに少しずつ変わっていけたと感じています。達成可能な目標をたて、その目標を達成することをこれからも続け、病気を持ちながらも、私なりに健康な毎日を送りたいと送りたいと思うようになりました。慢性の病気をもって生活することで生じる様々な問題について、自分自身と周囲の人の協力とで解決していくことを目指す、いくつかの方法を学びました。自主性、主体性を重視した方法に好感がもてました。 難しいことではありますが、ワークショップ以外の場(職場や地域・学校など)でも、病気をもっている人と家族や親しい人が病気をもっている健康な人が参加するこうした場がもてればいいなと感じました。

記入日:2011年6月24日