3月2日から3日にかけて、鹿児島県で開催された全国難病センター研究会第19回研究大会に参加してきました。
初日は、厚生労働省から4人の方が登壇され、現在議論されている難病対策の改革や、難病をもつ人の就労支援、また障害者総合支援法と難病についてなどの講演がありました。
また、3日には、熊本県難病相談・支援センターの田上所長から「慢性疾患セルフマネジメントプログラム(CDSMP)受講者アンケートから見えてくる一支援のあり方について」と題して、本会のワークショップの成果について発表頂きました。
熊本県では、難病相談・支援センターを県から委託、運営しているNPO法人熊本県難病支援ネットワークと本会の協働事業として、慢性疾患セルフマネジメントプログラムのワークショップを開催しています。本会設立当初より、熊本県では多くのワークショップを開催していて、全開催数の3分の1ほどが熊本での開催となっています。
ここまで熊本で慢性疾患セルフマネジメントプログラムのワークショップが広がったのも、熊本県難病相談・支援センターのスタッフの皆さまをはじめ、リーダーや参加者の方たちのご協力あってこそです。この場を借りてお礼申し上げます。
これまで、私たちのワークショップには、病名を問わず多くの方に参加頂いてきました。その中には、難病をおもちの方も多数いらっしゃり、いっしょに励まし合いながら進んでいけたらと思っています。まだワークショップを開催できていない地域もありますが、もしワークショップ開催に興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひ事務局までご連絡ください。できる限り多くの地域で開催できるよう、力を尽くしていきます。
(武田)