病気とともに生きる
ワークショップでは『病気とともに生きる』(日本慢性疾患セルフマネジメント協会編、日本看護協会出版会刊)を参考書として使用しています。本書には、病気をもっている人が人生をより楽しんでいけるよう、病気とともに生きていく上で役に立つ技術や考え方が書かれています。帯には、聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生からも推薦文をいただきました。
編者:日本慢性疾患セルフマネジメント協会
著者:Kate Lorig 他
訳者:近藤房恵
発行者:株式会社日本看護協会出版会
内容紹介
- 第1章 自己管理ってなんだろう
- 第2章 積極的な’自己管理者’になる
- 第3章 必要な情報や、助けてくれる人を見つけるために
- 第4章 一般的な症状について理解しましょう
- 第5章 心の働きを使って症状を管理する
- 第6章 楽しみと健康のため、運動に取り組みましょう
- 第7章 柔軟性と筋力の運動 -準備運動と整理運動を取り入れて
- 第8章 持久力をつける運動-有酸素運動
- 第9章 慢性疾患ごとに、運動には秘訣があります
- 第10章 コミュニケーションをうまくとるために
- 第11章 自分の望みを知ってもらう-医療に関する将来計画
- 第12章 健康な食事とは?
- 第13章 服薬をうまく管理するためには
- 第14章 新しい治療をはじめるかどうかの意思決定
- 第15章 将来への計画をたてる-不安と現実
- 第16章 193の役立つヒントをご紹介します
聖路加国際病院名誉院長 日野原重明先生からのコメント
「心疾患、糖尿病、肝疾患、肺気腫など慢性疾患をもつ人々にとって、病気とうまく付き合いながら日々の生活を快適に過ごす方法を学ぶことは、非常に大切なことです。本書には自己管理のためのあらゆる情報やプログラム、技法等が紹介されています。これらは病気をもっていない人にとっても病気予防や健康増進のガイドとなります。セルフマネジメントの技を身につけて、積極的に健康を獲得してください。」